ランニングで巻き爪が痛い|私が専門医に相談した理由

ゆう
  • 走り出してしばらくすると、親指の爪の脇がじんじん痛みだす
  • 巻き爪だとは分かっているけど、このまま走り続けていいのか判断がつかない
  • 病院に行くほどでもない気がして、なんとなく様子を見てしまっている

心当たりのあるものはありませんか?

同じ悩みを持つ人に向けて、私が実際にやったことをそのまま記録します。

身に覚えがあります。私も同じ迷い方をしました。私の場合、足の親指の爪が定期的に巻き爪になり、走っているとその爪の脇がずきずきと痛む時期が何度かあります。結局、専門医を受診してプレート(矯正板)を貼ってもらう治療を受けました。今では、痛みが出たら我慢せず早めに専門医に相談する、というのが自分なりの付き合い方になっています(本記事はその実体験の記録です)。

この記事では、ランナーに巻き爪が多いと言われる背景、自分でできる予防の考え方、そして「病院に行く目安」をどう考えているかをまとめました。

走ると親指の爪が痛み、この先も走り続けていいのか不安な人に向けて書きました。最後まで読んでもらえたら嬉しいです。

みき

巻き爪って、放っておいても走り続けて大丈夫なものなんですか?

ゆう

私の実感で言うと、我慢して走り続けるより、早めに専門医に相談したほうが結局早いです。この記事はその実感を軸に書いています

結論:様子見より、専門医に相談したほうが早い

結論としては、走るたびに親指の爪が痛むのに、そのまま様子見を続けるという選択は、私の経験上あまりおすすめしません。爪を自分でどうにかしようと深爪気味に切ったり、痛みをかばうフォームで走り続けたりするうちに、痛みが引かないまま練習の質だけが落ちていく、という状態に私自身が陥ったことがあるからです。私の場合は、専門医を受診してプレート(矯正板)を貼る治療を受けたことで、痛みと向き合う道筋がはっきりしました。もちろんこれは私個人の体験であり、巻き爪の程度や治療の必要性は人によって違います。ただ「病院に行くかどうかを迷っている時間」自体が、あまり生産的ではないというのが、私が実感していることです。

私の場合:走ると痛みが出て、専門医に相談した経緯

私は足の親指の爪が、定期的に巻き爪になります。

一度治っても、しばらくするとまた同じ場所が巻いてくる、という繰り返しです。きっかけはいつも同じで、走ると爪の両脇が皮膚に当たって痛みが出てくることでした。歩いているだけなら気にならなくても、着地の衝撃が加わる分、走っている時の方が痛みをはっきり感じます。

痛みが出るたびに市販の絆創膏で応急的にしのいでいた時期もあるのですが、走るとまた同じように痛むということを何度か繰り返したところで、これは自己判断で様子を見続けるより専門医に診てもらった方がいいと考えるようになりました。受診した結果、プレート(矯正板)を爪に貼って形を少しずつ整えていく治療を受けることになりました。

ゆう

受診するまでは「巻き爪くらいで病院に行くのは大げさかな」という気持ちがどこかにありました。でも走るたびに痛むという状態が続くなら、それはもう「様子見でいいレベル」を超えているサインだったんだと今は思っています

プレートによる矯正は、爪の形を少しずつ元に戻していくタイプの治療のようで、痛みの引き方や通院の頻度は人によって差があると聞いています。この記事では私自身の治療の詳細な経過までは踏み込みませんが、少なくとも「専門医に相談する」という選択肢を取ったことで、自己判断で様子見を続けていた頃より、痛みとの付き合い方に見通しが持てるようになったと感じています。

ランナーに巻き爪が多いと言われる背景

巻き爪そのものはランナーに限った症状ではありませんが、ランニングをしている人は巻き爪になりやすい、あるいは悪化しやすいとよく言われます。断定はできませんが、背景としてよく挙げられるのが次の2つです。

一つは、シューズのサイズです。つま先に余裕がないシューズを履いていると、走るたびに爪先がシューズの内側に当たり続け、爪に繰り返し圧力がかかることが巻き爪の一因になると言われています。特に長時間・長距離を走るフルマラソンの練習では、この圧力が積み重なりやすい状況にあると考えられます。シューズのサイズの選び方についてはランニングシューズのサイズ選び方|大きめは正解?で詳しく整理しているので、自分のシューズが合っているか気になる人は、あわせて確認しておくと安心です。

もう一つは、爪の切り方です。爪の角を丸く切りすぎる、いわゆる深爪気味の切り方を続けていると、爪が皮膚に食い込みやすくなり、巻き爪を招きやすいと一般に言われています。自分は、走ることに気を取られて爪のケアを後回しにしがちな時期があり、振り返るとその頃に痛みが出やすかったような気もしています。あくまで感覚的な話で、因果関係を断定できるものではありませんが、爪の切り方は見直す価値のあるポイントだと思っています。

N1_巻き爪の主な背景と予防の対応表.png

自分でできる予防の一般論

背景を踏まえると、自分でできる予防としてよく言われているのは、次の2つです。

まず、深爪をしないことです。爪の角を丸く切り落とさず、スクエアカットと呼ばれる、角を残した形で切るのが一般的な予防策として紹介されています。爪の白い部分を少し残すくらいの長さで、角は切り落とさずヤスリで軽く整える程度にとどめておくと、皮膚への食い込みを防ぎやすいと言われています。

次に、サイズの合う靴を選ぶことです。つま先に指1本分ほどの余裕があるサイズを選ぶことで、走っている間に足がむくんでも爪先への圧迫を抑えやすくなります。具体的な選び方の目安はランニングシューズのサイズ選び方|大きめは正解?にまとめているので、今履いているシューズのサイズ感に少しでも不安がある人は目を通しておいてください。あわせて、靴下の厚みや素材によっても足への当たり方は変わってくるので、マラソン靴下おすすめ4選|選び方3基準とマメ対策も参考になります。

足のトラブルという意味では、マメも巻き爪と隣接する悩みです。摩擦や圧力が足のどこにかかるかによって、マメになるか爪のトラブルになるかが分かれてくる、という感覚が私にはあります。マメの原因と対策についてはマラソン 足のマメ対策|摩擦・湿気・圧力を潰す予防法で整理しているので、足のトラブル全般への備えとしてあわせて読んでおくのもおすすめです。

みき

深爪しない、サイズの合う靴を選ぶ。地味だけど、これなら今日からできそうです

ゆう

派手な対策ではないですが、私が繰り返し巻き爪になった経験からしても、この2つを普段から意識できているかどうかで差が出る感覚があります

「これくらいなら我慢できる」と思った時に考えてほしいこと

走ると痛むけれど、我慢できないほどではない。そのラインで様子を見続けてしまう気持ちは、私にもよく分かります。私自身、最初の頃は「そのうち治るだろう」と思って走り続けていました。ただ振り返ると、痛みをかばいながら走ることでフォームが崩れ、別の部位に負担がかかっていた時期もあったように思います。

私の実感としては、走るたびに同じ場所が痛むという状態が続いているなら、それは「様子見でいいレベル」を超えているサインだと捉えた方がいいということです。自己判断で様子を見続けている間も、爪や皮膚の状態は変わり続けます。専門医に相談すれば、少なくとも今の状態がどの程度のもので、どう付き合っていけばいいのかがはっきりします。結果として、我慢して走り続けるより専門医に相談したほうが早かった、というのが私の実体験からの結論です。

これはあくまで私個人の体験であり、巻き爪の症状の程度や必要な対応は人によって異なります。痛みが強い、爪の周りが赤く腫れている、膿が出ているといった場合はもちろん、走るたびに同じ痛みが繰り返し出るという状態が続く場合も、自己判断を続けずに皮膚科・専門医に相談することをおすすめします。

ゆう

この記事で伝えたいのは治療法の細かい話ではなく、「様子見を続けるより相談したほうが早く前に進める」という、私自身が体験した実感です

巻き爪と付き合いながら、それでも走り続けるために

私にとって巻き爪は、一度治ってもまた顔を出す、付き合いの長い悩みです。

それでも、深爪をしない、サイズの合う靴を選ぶといった日々の小さな予防を続けながら、痛みが出たら早めに専門医に相談する、という付き合い方ができるようになってから、以前ほど不安を抱えずに走れるようになったと感じています。

走ると親指が痛むという状態は、決して珍しいことではないと思います。だからこそ、我慢して様子を見続けるより、一度専門医に相談してみることを私はおすすめします。それが結局、走ることをあきらめずに続けるための一番の近道だったというのが、私自身の実感です。

みき

巻き爪くらいで、と思わずに相談していいんですね

ゆう

私自身、そう思って相談するのが遅れた側なので、同じように迷っている人には早めの相談をおすすめしたいです

ゆう
この記事を書いた人:ゆう

会社員ランナー。東京マラソン2025を4時間52分で完走(20km手前から歩き)。歩かず完走・サブ4を目指す過程をGarminの実測データとともに記録しています。

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