S4+ YOGIRIとメタスピード、サブ4挑戦者はどっち

ゆう
  • サブ4を目指し始めて、そろそろレース用シューズを本気で選ばないといけない時期になった
  • S4+ YOGIRIとメタスピード、名前は知っているけど何がどう違うのか正直よくわかっていない
  • 高い買い物だからこそ、後悔しない選び方をしたい

思い当たる節はありませんか?

こんな人に向けて書きます。ただし自分もまだ試している途中なので、調べたことと自分の計画は分けて書きます。

私も同じところで止まっていました。2027年2月のさいたまマラソンでサブ4を目指している中で、レース用シューズをS4+ YOGIRIにするかメタスピードにするか、正直まだ決めきれていません。

今、公式スペックを一つずつ確認しながら結論を出そうとしています。

S4+ YOGIRIとメタスピードの違いを公式情報ベースで整理して、サブ4挑戦者としてどちらを選ぶかの判断材料をまとめていきます。同じところで迷っている人は、最後まで付き合ってもらえたら嬉しいです。

みき

結局、値段が高いメタスピードの方が速く走れるんじゃないんですか?

ゆう

私も最初はそう思っていました。でも調べていくと、そう単純な話ではなさそうです

結論:サブ4挑戦者にはS4+ YOGIRIが基本線、メタスピードはオーバースペック気味

A3_サブ4シューズ比較マトリクス.png

サブ4を目指している段階なら、レース用シューズはS4+ YOGIRIが基本線です。メタスピードはトップアスリート向けに作られたモデルで、サブ4挑戦者にはオーバースペック気味だというのが、公式スペックを調べたうえでの私の今の見立てです。

理由は単純で、両者はそもそも狙っているランナー層が違います。アシックス公式のS4+ YOGIRI特集ページによると、S4+ YOGIRIは商品名の通り「サブ4を、壁ではないものにする」ことを掲げて開発されたモデルで、フルマラソンをベストタイムで完走したいサブ4〜サブ3.5クラスのランナーを想定して設計されています。一方、アシックス公式のMETASPEEDページでは、メタスピードは「トップアスリート向け」と明言しているシリーズで、片足200gを切る軽量化や、走法(ストライド型・ピッチ型)でモデルを分けるほどの作り込みがされています。値段が高い方が優れているという単純な話ではなく、そもそも誰のために作られたシューズかが違う、というのが調べていて一番腑に落ちた点です。

とはいえ、これは私自身がまだどちらも購入していない段階での整理です。次の見出しから、公式スペックを一つずつ比べていきます。

S4+ YOGIRIとメタスピードを公式スペックで比較する

まず、それぞれの公式情報を整理します。

項目 S4+ YOGIRI メタスピード(SKY/EDGE TOKYO)
定価(税込) 22,000円 29,700円
想定ランナー層 サブ4を目指すランナー トップアスリート
ミッドソール素材 FF TURBO PLUS FF BLAST TURBO
重量目安(26cm) 222g 200g切り
アッパー エンジニアードメッシュ 軽量メッシュ系
モデルの分け方 S4シリーズ内で1モデル SKY(ストライド型向け)/EDGE(ピッチ型向け)の2モデル

S4+ YOGIRIは「FF TURBO PLUS」というミッドソール素材を採用していて、これはアシックスのレーシングシューズに使われる反発重視の素材系統に位置づけられています。26cmで222gという重さは、後述するメタスピードよりは重いものの、日常的な練習シューズと比べれば十分軽い部類です。

メタスピードはSKYとEDGEの2モデル展開で、どちらも「FF BLAST TURBO」という素材とカーボンプレートを組み合わせ、片足200gを切る軽さを実現しています。SKYはストライド型(歩幅を広く取る走り方)向け、EDGEはピッチ型(歩数を多く刻む走り方)向けと、走法別にモデルが分かれているのも特徴です。ここまで作り込まれているのは、トップアスリートが「自分の走法に最適化された1足」を選べるようにするためで、逆に言えば市民ランナーがそこまでの最適化を必要とする場面は、正直まだ少ないと思っています。

みき

走法別に選ぶとか、そこまで細かいんですね……

ゆう

私も調べていて驚きました。それだけトップ選手の0.1秒を削るために作られているということだと思います

なぜ「サブ4挑戦者にはメタスピードはオーバースペック」と言えるのか

厚底カーボンシューズ全般に言えることですが、反発性の高いシューズは、着地から蹴り出しまでを一定のリズムとスピードでこなせて初めて性能を発揮します。この原則は厚底カーボンはいつから履くべきかでも整理した通りです。メタスピードはこの原則をさらに先鋭化させたシューズで、サブ3クラス以上の高速域を想定した反発設計になっていると考えられます。

サブ4挑戦者、つまりキロ5分40秒前後で42.195kmを走りきる走力の段階では、メタスピードが想定する高速域の反発をフルには引き出しきれない可能性があります。値段も定価で7,700円ほど高く、その差額分の性能を今の自分が使い切れるかというと、正直まだ自信がありません。一方のS4+ YOGIRIは、最初からサブ4クラスのランナーを主戦場に設計されているシューズです。今の私の走力に対して、過不足がない選択肢です。

もちろん、これは「メタスピードを履いたら失敗する」という話ではありません。実際にサブ4挑戦者がメタスピードを選んでレースに臨む例もあります。ただ、限られた予算の中で1足を選ぶなら、自分の走力にちょうど合わせて設計されたシューズの方が、性能を無駄にしない選び方だという整理です。

A4の原則との整合:レース当日用として位置づける

私はこれまで厚底カーボンはいつから履くべきかで、「厚底カーボンはサブ4ペースで走れるようになってから」という原則を書いてきました。今回検討しているS4+ YOGIRIとメタスピードは、どちらもこの原則の「その先」、つまりレース当日にどちらのカーボンシューズを履くかという話です。

普段の練習は、引き続きOn クラウドモンスター1のレビューでも書いているOn クラウドモンスター1で積み上げています。カーボンシューズは、レース当日という一番大事な数時間のために投入する道具だという位置づけは変えていません。今回検討しているのは「練習を厚底カーボンに替える」話ではなく、「サブ4ペースで走れる状態に近づいてきた今、レース当日にどちらを履くか」を先に決めておきたい、という段階の話です。

ゆう

練習はクラウドモンスター1のまま、レース当日だけ勝負シューズを投入する。この使い分けは変えるつもりがありません

私の検討状況:まだどちらも購入していません

この記事を書いている今、私はS4+ YOGIRIもメタスピードも、まだ購入していません。検討している段階です。

判断材料としてはっきりしているのは、これまでアシックスのシューズを履いてきて「足に合う気がする」という実感があることです。練習で履いているOn クラウドモンスター1もクッション性の良さが気に入っていますが、レース用シューズをアシックスで揃えることには、これまでの相性の良さから一定の安心感があります。

その上で、公式スペックを比較した今の結論としては、サブ4挑戦者という自分の立ち位置にはS4+ YOGIRIの方が過不足なく合っています。メタスピードは魅力的なシューズですが、今の走力でその性能を使い切れるかというと、正直まだ半信半疑です。

予算的にもS4+ YOGIRIの方が7,700円ほど抑えられます。まずはS4+ YOGIRIから検討を進めるつもりでいます。 アシックス S4+ YOGIRI アシックス メタスピード

みき

え、まだ買ってないんですね……

ゆう

はい、正直なところです。だからこそ、実際に履いてから答え合わせをしたいと思っています

要確認:S4+ YOGIRI・メタスピードのどちらかを購入・試し履きしたら、実際の履き心地や店頭での試着感想をここに追記します

まとめ:まずはS4+ YOGIRIから検討を

サブ4を目指している段階でレース用シューズを選ぶなら、公式スペックを見る限り、S4+ YOGIRIの方が今の走力に過不足なく合っています。メタスピードはトップアスリート向けに作り込まれた分、サブ4挑戦者にとってはオーバースペック気味というのが正直な見立てです。

私自身、まだどちらも購入していない検討段階ですが、まずはS4+ YOGIRIを軸に試着から始めるつもりでいます。レース用シューズを選ぶ前に、そもそも今どんなシューズで完走を目指すべきか迷っている人はフルマラソン初心者向け完走シューズおすすめ5選もあわせて確認してみてください。実際に購入して走った後の感想は、追ってこの記事に追記していきます。

ゆう
この記事を書いた人:ゆう

会社員ランナー。東京マラソン2025を4時間52分で完走(20km手前から歩き)。歩かず完走・サブ4を目指す過程をGarminの実測データとともに記録しています。

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