Onクラウドモンスター1レビュー|実走の感想

ゆう
  • 厚底でごつごつしたデザインに惹かれるけど、見た目だけの靴なんじゃないかと疑ってしまう
  • レビュー記事を読んでも、メーカーのスペック説明ばかりで実際に走った人の感想が見つからない
  • 買って後悔したくないから、良いところも悪いところも知ってから決めたい

こんなことに悩んでいませんか?

この記事は、そういう人のために書いています。材料は自分の練習記録だけです。

私も同じ理由でクラウドモンスターに惹かれた1人です。棚に並んでいるのを見たとき、正直デザインの好みが先に立ちました。それでも「見た目だけで選んで失敗したくない」という不安があったので、実際に自分の練習用シューズとして使い込んでから判断することにしました。

今では日々の練習で欠かせない相棒になっています。

この記事では、クラウドモンスターが見た目だけの靴なのか、それとも実際の練習に使える実力を持っているのかを、スペックと自分のGarminの走行データの両面から書いていきます。見た目に惹かれつつも本当に走れる靴なのか疑っている人に読んでほしい記事です。先に結論だけ見たい人は、目次から飛んでください。

みき

結局、見た目通りクッションはいいんですか?

ゆう

そこは言えます。クッション性は私の練習用シューズの中で一番いいです

結論:クッション性は本物。練習用として選ぶ靴

私がOn クラウドモンスターを実際に練習で履き込んだ感想は、「クッション性は見た目通り本物」というものです。着地の衝撃をしっかり吸収してくれる感覚があり、走った後の足の疲れ方が明らかに違います。加えて、走らない日の普段履きとしても使えるほど履き心地が良いのも、想像していなかった収穫でした。

一方で、この靴はスピードを追い求めるレース本番向けというよりも、日々の練習を支える「練習用シューズ」として選ぶのが、私の実感に基づく結論です。

スペックを確認:重量・ドロップ・価格

感想を書く前に、まずOn公式サイトで確認できるクラウドモンスター1の基本スペックを押さえておきます。数値はモデルや計測条件によって多少幅があるため、目安として捉えてください。

  • 重量:片足270〜280g前後(27cm目安)
  • ドロップ:6mm前後
  • 価格:実売18,000円台〜20,000円前後(2026年時点)

厚底カテゴリのシューズとしては標準的な重量で、体感としても重さは気になりません。ドロップも6mm前後とクセのない数値で、初めて厚底シューズを履く人でも違和感が出にくい設計だと感じます。

A2_スペックと実感の対応.png

実際に走ってみた感想:Garminの実走データとともに

ここからが、この記事の本題です。私はこのシューズで、普段の練習を週2〜3回、1回あたり5〜10km程度のペースでこなしています。Garminに記録が残っている範囲でいうと、6月21日には20.32kmのLSDを2時間07分(キロ6分17秒、平均心拍147・最大182)で走っていて、この日のように距離が長くなるほど、クッション性のありがたみを実感します。

着地のたびに感じる衝撃が和らぐぶん、終盤になっても脚全体の疲労感が急に増える感じがしにくいというのが、私が走りながら感じている実感です。厚底というと「不安定なのでは」というイメージを持たれがちですが、走っている最中にぐらつきを感じる場面は今のところありません。

もう1つ、想定していなかった良さが「普段履きもできる」という点です。練習で使っているのと同じ靴を、ちょっとした外出や買い物のときにもそのまま履いています。クッション性の高さは走るときだけでなく、歩くときの快適さにもつながっていると感じます。1足で練習用と普段履きを兼ねられると、玄関に何足もシューズを並べる必要がなくなるので、地味にありがたいポイントです。

普段は5〜10kmを週2〜3回というペースが中心ですが、8月11日には10.58kmを61分(キロ5分47秒、平均心拍156・最大179)、7月18日には13.66kmを82分(キロ6分02秒、平均心拍163・最大184)というように、距離もペースも幅のある練習をこの1足でこなしています。真夏は同じペースでも心拍が上がりやすく感じますが、それはシューズというより気温の影響が大きいと感じていて、暑さで消耗している中でもクッションの効き方が変わったという感覚はありません。

みき

走るとき専用じゃなくて、普段使いもできるのは意外です

ゆう

そこは正直、買う前は期待していませんでした。結果的に得したポイントです

メリットとデメリット

いいところばかりを並べても参考にならないと思うので、感じているデメリットも含めて書きます。

メリット

  • クッション性が高く、着地の衝撃を吸収してくれる感覚がある
  • 見た目のボリューム感の割に、走行中の不安定さは感じにくい
  • 練習用としてだけでなく、普段履きとしても使える汎用性

デメリット

  • 厚底ゆえに、地面を蹴り出すようなキレのある走りには向きにくい(これは私の感想というより、厚底クッション系シューズ全般に一般的に言われる傾向です)
  • レースでタイムを狙う「レーシングシューズ」としての位置づけではない。スピード練習やレース本番用には別のモデルが向いています
  • デザインの主張が強いぶん、シンプルな見た目を好む人には合わない可能性がある
ゆう

デメリットというより「用途が違う」と考えたほうが正確かもしれません

どんな人に合うか:完走目的のジョグ・練習に向いている

ここまでの内容を踏まえて、私の実感としてクラウドモンスターが向いていると思うのは、次のような人です。

まず、フルマラソンの完走を目指して、まずは距離を踏むことを優先したい人。クッション性の高さは、走行距離を積み重ねる練習期間との相性がいいと感じています。次に、ジョグや普段の練習で足への負担を減らしたい人。そして、練習用と普段履きを1足で兼ねたい人にも向いています。

逆に、レースでタイムを追求したい人や、スピード練習をメインに考えている人には、この記事で紹介したような練習用シューズとは別に、レース向けのモデルを検討することをおすすめします。練習用と本番用を分けるかどうかは、練習用と本番用シューズは分けるべきかで詳しく整理しているので、あわせて参考にしてください。

また、今履いているシューズがそろそろ寿命かもしれないと感じている人は、ランニングシューズ寿命の距離目安と買い替えサインも参考になります。私自身もGarminのギア機能で走行距離を記録しながら、今のクラウドモンスターの状態を確認する習慣をつくっています。

初めての1足として何を選ぶか迷っている人向けに、クラウドモンスター以外の定番モデルも含めて比較した記事をフルマラソン初心者向け完走シューズおすすめ5選にまとめています。見た目の好みだけでなく、機能面でも比較したい人はあわせてチェックしてみてください。

まとめ:見た目に惹かれて選んでも後悔しない練習用シューズ

クラウドモンスター1は、見た目のインパクトだけの靴ではありませんでした。私自身、実際に練習で履き込んでみて、クッション性の高さと普段履きもできる汎用性は素直に評価しています。

一方で、レースでタイムを狙う用途には向いていません。それが実際に履き込んでの実感です。

完走を目指して距離を積み重ねたい人、足への負担を減らしながら練習を続けたい人には、On クラウドモンスターは候補に入れる価値のある1足だと思います。見た目に惹かれつつも実際どうなのか迷っている人は、今回の実走の感想を参考にしてもらえたらうれしいです。

ゆう
この記事を書いた人:ゆう

会社員ランナー。東京マラソン2025を4時間52分で完走(20km手前から歩き)。歩かず完走・サブ4を目指す過程をGarminの実測データとともに記録しています。

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